我が家は滅多に夜、外食をしません。お誘いがあってどうしても、という時以外は必ず夕食は家でとります。買ってきたものですますこともありません。家での手作りに慣れてしまうと、デパ地下のお惣菜などは味が濃すぎて口にあわなくなるものです。
特別豪華な料理や、見た目の派手な盛りつけなどは苦手ですか、毎日食べても飽きない、ほっとする食卓のため、いくつかこだわっている点があります。
まず、出来るだけ残り物を出さないこと。残り物がでてしまうと、次の日の夕食にまた同じおかずが並ぶことになります。その方が手間が省けていいじゃない、とお考えの方もいるかもしれませんが、私はそれでは夕食の献立をみた時の嬉しさが半減してしまうと思うのです。子どもたちに学校の給食が人気なのも、特別な調理法だからではなく、毎日違う献立だからではないでしょうか。残り物を出さないためには、作りすぎを防ぐことが大事です。そのかわり傷みやすい野菜類は一気にメニューまで調理してしまうのではなく、できるだけ素材に近い状態で下ごしらえをして保存します。例えば青菜ならゆでておく、根菜なら味つけなしのきんぴらにしておく、などです。
たくさん作ったほうがおいしいカレーやシチューなどはフリージングを活用します。そうすれば、どうしても忙しい時や体調が悪くて台所に立てそうもない時の一品になります。ご飯も毎日鍋で炊き、あまった分は冷蔵庫保存はせず、フリージングしておきます。
こだわりのもう1つは、砂糖を使わないことです。夕食の献立は和食がほとんどですが、和食は意外に砂糖を使います。けれども間食や外でとるランチ、飲み物などだけでも砂糖はかなりの量をとっていることが多いです。その上家庭での料理にまで砂糖を使うと明らかにとりすぎです。また、砂糖はどうしても素材の味を消してしまいがちで、結果、似たような味になってしまいます。砂糖を使わなくても、塩とみりんをうまく使いこなすことで、十分に甘みをひき出すことができます。砂糖を使わないことは、家族の健康にも役立っていると思います。